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皆さんこんにちは!
株式会社サンゴウ、更新担当の中西です。
さて今回は
~ヒアリング~
ということで、プロの業者として意識すべきヒアリングの視点と、実際の現場での活かし方について深く掘り下げていきます。
重量物移設の現場は、一歩間違えば重大事故につながる高リスクな業務です。だからこそ、現場に入る前の「お客様とのヒアリング(要望確認)」が、極めて重要な役割を果たします。
移設対象の重量・寸法・形状・搬出入経路・障害物の有無など、正確な事前情報がなければ、安全な作業計画は立てられません。お客様自身も把握しきれていないことがあるため、専門業者として丁寧な確認が求められます。
「どこに」「いつまでに」「どのように」移設してほしいのか。作業日時や完了希望時間、工場内の他の作業との兼ね合いなどを確認することで、お客様が安心して任せられる環境を提供できます。
ヒアリングが不十分なまま作業を進めると、「聞いていた話と違う」「ここまではやってくれると思っていた」といった不要なトラブルやクレームの原因になります。言葉のすれ違いを防ぐためにも、文書やチェックリストで共有・記録を残すことが重要です。
移設物の詳細(重量・寸法・構造・稼働状況)
設置元・設置先の情報(床強度・段差・天井高・電源や空調の干渉)
工期・作業時間帯の希望
安全上の注意事項(他業者の作業との並行、火気使用の可否など)
お客様側の準備状況(電源遮断、周囲の養生、通行止めの手配など)
これらを丁寧にヒアリングすることで、作業計画の精度が向上し、現場トラブルや再作業を防ぐことができます。
しっかりと話を聞き、プロの視点でリスクや代替案も提示できる業者は、「安心して任せられるパートナー」として高く評価されます。特にBtoB取引では、継続受注や紹介につながることも多く、ヒアリング力が営業力ともなります。
重量物移設の現場において、ヒアリングは単なる準備作業ではなく、安全・品質・信頼のすべてを左右する「命綱」と言えます。スタッフ全員がこの重要性を理解し、標準化された聞き取りフローを持つことが、プロフェッショナルとしての第一歩です。
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