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月別アーカイブ: 2025年4月

第8回機械器具設置工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社サンゴウ、更新担当の中西です。

さて今回は

~作業の流れと期間目安~

ということで、「重量物移設の具体的な作業ステップ」と「各工程にかかる期間の目安」を詳しく解説します♪

重量物移設は、単なる搬出入だけでなく、事前準備から据付後の調整まで複数の工程を経て安全に完了させる必要があります。スケジュール管理のポイントを押さえて、無駄なくスムーズに進めましょう!

「どの段階にどれくらい時間がかかるのか?」
「前後工程との調整方法は?」
「作業期間を短縮するコツは?」

…そんな疑問にお答えします!


1. 現地調査・計画立案(1~3日)

  • 現地調査:搬入経路、床耐荷重、天井高などを測定し、写真や図面を取得。

  • リスク確認:障害物の有無や近隣への影響をチェック。

  • 計画書作成:必要機材・人員・スケジュールをまとめた工程表を作成。

2. 仮設工事・養生準備(1~2日)

  • 養生シート設置:壁・床を保護する養生材を敷設。

  • 仮設足場や通路設置:狭小ルート用のスロープや保護柵を組み立て。

  • 安全設備準備:誘導灯、立入禁止柵、消火器の設置。

3. 解体・取り外し作業(半日~1日)

  • 付帯設備の取り外し:配管・配線・ダクトなどを慎重に分解。

  • 部材マーキング:再据付時の位置を明示するラベル貼り。

  • 小型部品の梱包:ネジやブラケットなどを専用ケースに収納。

4. 搬出・搬入(1~2日)

  • クレーン・フォークリフト作業:重量物を安全に吊り上げ・運搬。

  • 長距離輸送:遠方への移設は専用トラックで搬送(別途期間)。

  • 搬入ルート確認:現地到着後、再度通路のクリアランスをチェック。

5. 据付・水平調整(半日~1日)

  • 仮据え置き:機械を所定位置に置き、仮固定。

  • 水平出し:レーザー水準器などで微調整し、完全水平に据え付け。

  • 固定作業:アンカーボルトや専用ブラケットで本固定。

6. 配管・配線再接続(半日~1日)

  • 電源・エア配管:既存ラインへ新たに接続し、リークチェック。

  • 信号・通信ケーブル:ネットワーク機器や制御盤との接続を確認。

  • 動作テスト:通電・エア充填後、試運転を実施し正常動作を確認。

7. 完了検査・引き渡し(半日)

  • 安全点検:外装・配管・配線の緩みや異音を最終チェック。

  • お客様立会い検査:仕様通りの設置状態をお客様と確認。

  • 書類提出:作業報告書・保証書・点検結果を納品。


まとめ——全体スケジュールの目安

  1. 現地調査~計画立案:1~3日

  2. 仮設工事・養生:1~2日

  3. 解体・取り外し:半日~1日

  4. 搬出・搬入:1~2日

  5. 据付・水平調整:半日~1日

  6. 配管・配線接続:半日~1日

  7. 完了検査・引き渡し:半日

合計で4~9営業日程度が目安ですが、規模や現場条件によって前後します。

作業期間を短縮するには、事前の準備を徹底し、各工程の重複やムダを省くことが重要です。株式会社サンゴウでは、豊富なノウハウで効率的かつ安全な作業をお約束します。

株式会社サンゴウでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

第7回機械器具設置工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社サンゴウ、更新担当の中西です。

さて今回は

~費用の目安とコスト削減のポイント~

ということで、「重量物移設にかかる費用の目安」と「賢くコストを抑えるためのポイント」を詳しく解説します♪

大型機械の搬入・搬出は、規模や条件によって費用が大きく変動します。漠然と高額と思われがちですが、事前に相場を把握し、工夫次第で無駄を省くことが可能です。

「どれくらい予算を見込めばよいのか?」
「費用が変わる主な要因は?」
「コスト削減の具体策は?」

…そんな疑問をお持ちの方はぜひご一読ください!


1. 重量物移設の費用相場(目安)

作業内容 小規模(~5t) 中規模(5~20t) 大規模(20t~)
クレーン搬入+据付 30万~60万円 80万~150万円 200万~400万円
フォークリフト運搬 10万~30万円 40万~80万円 100万~200万円
解体・撤去+廃棄処理 20万~50万円 60万~120万円 150万~300万円
長距離輸送(100km以内) 15万~40万円 50万~100万円 120万~250万円
据付後の配管・配線調整 10万~30万円 40万~80万円 100万~200万円

※上記はあくまで概算です。現地調査後の正式見積もりで確定します。


2. 費用が変動する主な要因

  1. 重量・寸法

    • 重量や大型化ほど大型クレーン・特殊台車が必要となり、機材費が増加。

  2. 現場環境

    • 搬入ルートの狭さ、高さ制限、床耐荷重などの制約があると、仮設足場や補強工事が必要に。

  3. 作業時間帯

    • 夜間・休日作業は割増料金となるケースが多い。

  4. 輸送距離

    • 長距離輸送や遠方現場はトラック運賃や運転手の宿泊費が上乗せされる。

  5. 付帯作業の有無

    • 配管・配線の脱着、水平調整、廃棄処理まで一括依頼する場合、トータルコストが変動。


3. コスト削減の具体的ポイント

  1. 早期相談で計画的に

    • 設備仕様確定直後に業者へ相談し、最適な機材選定とスケジュールを組むことで、急な追加費用を防止。

  2. 複数社見積もりで比較検討

    • 同条件で3社以上から見積もりを取得し、単価や作業内容、保証範囲を比較。

  3. 作業のまとめ発注

    • 解体・運搬・据付・配管まで一括依頼すると、足場や人件費を集約でき、諸経費を削減。

  4. 現場下見でリスク回避

    • 搬入ルートや床耐荷重を事前確認し、仮設工事や補強を最小限に抑える。

  5. 閑散期の活用

    • 繁忙期を避けた時期(年度末・連休前後以外)に作業を設定すると、割引率が高い場合があります。


4. 依頼前に準備しておきたい資料・情報

  • 設備の仕様書・図面(重量・寸法・設置条件)

  • 現場レイアウト図(搬入経路、高さ・幅・床耐荷重情報)

  • スケジュール案(停止許容時間帯、納期)

  • 付帯作業の範囲(配管・配線、水平調整、廃棄処理など)

  • 安全管理計画(立ち入り禁止エリア、養生方法)


まとめ——無駄を省いて賢く予算管理!

  1. 費用相場を把握し、見積もり内容を比較検討

  2. 変動要因を理解して、事前にリスクを排除

  3. コスト削減策(早期相談・まとめ発注・閑散期利用)を実践

  4. 必要資料を準備して、見積もり精度を高める

重量物移設は大きな投資ですが、適切な計画と準備でコストを抑え、安心・安全に作業を進めることができます。株式会社サンゴウでは、豊富な実績とノウハウでお客様のニーズにお応えします。

株式会社サンゴウでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

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